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テレノイド

先日観た平田オリザの芝居「さよなら」は末期医療におけるロボットの存在や役割という近い未来の様子について考えさせられる興味深いものでした。ロボットが演じるなんてとても斬新でおもしろい。台本も購入してきたので、これを使って来年新しい単元をやるという「壮大な計画?」が進行中です。

出演していたロボットは大阪大学の石黒先生という有名な研究者が作ったものだそうです。演目の後、平田オリザと石黒教授のパネルディスカッションがあり、その存在感とシャープなコメントに驚かされました。なんだか、ものすごい独特なオーラを放っている人だったのです。

会場には偶然、同僚の英語の先生がいたので、あれから暇があると「あの芝居はおもしろかった」とか「これからの私たちの生活はロボットが〜」とか「あの日本から来た教授はすごい」という話になっています。聞けば石黒教授、まだメルボルンでいらっしゃるとか。講演会のチケットは入手不可能なのだそうです。

テレノイド_f0075460_18521921.jpgで、今日はその石黒教授が作ったというテレノイドというロボットとRMITで話をしてきました。日本語で挨拶もしてくれます。抱っこして話しているところを録画できたので、教材ができて満足です。

テレノイド_f0075460_18532326.jpg人ってロボットが人間みたいに見えれば見えるほど「気色悪い〜」って思うのだそうで、その最たる例という姿形をしています↑。「気味が悪くて抱けません」って言っている人がかなりたくさんいました。うちの娘も怖がってましたし。
私らにはちょっとかわいいバージョンの犬神家の一族の佐清に見えました→。


3学期は今週で終わり。もうすぐスクールホリデーです。テレノイドと話をしてビデオを撮ってくる、というのを10年生の宿題にするつもりです。
by carparkee | 2012-09-15 18:59 | Comments(0)