台湾からの友人

回転寿司で大トロを堪能する我らの良き友。10年前NZで知り合い、よく東京に遊びに来てくれる(着替えが我が家に常備してあるくらい)。NZの永住権を持っているが、今のところ生活の基盤は台湾にある。

台湾での彼のキャリアはとても興味深い。ラジオDJにはじまり、番組制作側に。音楽業界に通じてイベント制作会社に移り、そこからテレビ業界へ。世界的なエンターテイメント関連会社を経由し、このたび自らのテレビ番組制作会社を設立。なんともめでたい。

「企業秘密だよ」と言いながら新番組の構想を教えてもらった。どうしたらそんなアイデアが湧き出てくるのか・・・凡人の自分はただただ不思議で感心するばかりだ。

「40代までに会社を大きくし、その後は両親も一緒にNZ移住」という彼の今後のプランも興味深い。近年、台湾の学校教育政策は大きく揺らいでいて問題点も多いが、それでも子どもは小学校卒業まで台湾で育てたいそうだ。言語力を含む、子どものアイデンティティ形成を心配してのこと。

NZでの生活も長く、多くの移住家族を見てきた彼のことばは私たちに重く響く。価値観が異なりすぎてすれ違う親子は少なくないそうだ。そうした考え方もあるのか、と思う。最終的な目標は同じ「移住」でもアプローチは全く異なる。

「東京に遊びに来られなくなるから引っ越すなよ」と言って帰っていった。また会えると分かっていても別れはいつも辛い。
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by carparkee | 2006-08-19 21:26 | New Zealand | Comments(0)

NZの永住権と教員資格

NZで教員になるには?といったコメントをいただいて、ちょっと気になって調べてみました。
(正確な情報ではないことをお断りしておきます)

学生時代はオークランドに留学し、多くの刺激を受け、さらにyellow-busにも出会い・・・。
とても大切な思い出の場所。私たちはNZの永住権取得を夢見ておりました。

ところが不景気による雇用低迷で移民を必要としなくなったNZ政府。
いよいよと調べ始めた2002年には申請基準を厳しくし、雇用先が確定していなければビザ取得は不可能になりました。途方に暮れたものの移住の夢は捨てきれず、チャンスがあるならと視線は隣国オーストラリアに向けられることになったわけです。

現在も「雇用先の確保 または NZ国内での職歴」が永住権申請の必要最低条件。厳しい!

教員資格の認定についてはどうでしょう。
海外で職歴を積んだ教員の場合、以前は1年間のRetraining Courseを修了するとNZの教員資格を得ることができました。
現在はそのコースは廃止され、オーストラリアと似たシステムを採用しているようです。
NZQAという資格審査局が有料にて審査します。

詳しくは  NZQA   NZ文部省  
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by carparkee | 2006-04-13 19:06 | New Zealand | Comments(2)

lakemackenzieさんの書き込みによると、オーストラリアの学校では教員が子どもの体に触れないよう注意しているそうです。単なる虐待と指導の線引きの問題でもなさそうな気がします。

ニュージーランドでも、同じように教員が神経を尖らせていました。私も実習生として行動には十分注意するように言われました。しかし、先生たち自身が「そこまで徹底しなくてはならないのか」と戸惑いを隠せずにいたことも事実です。

「教師は子どもを座らせようと頭に触れたつもりだが、遠くから見ていた親には叩いているように見えた」というトラブルは実際に起こっていました。ある先生は「泣いている子どもに寄り添い、そっと肩に手をかけることさえも性的な行為だ・・・なんて言われてしまうの」とため息まじりに洩らしていました。

多様な文化を背景に子どもたちは学校にやってきますからトラブルは避けられません。未然に防ごうとするがあまり、なんだかおかしなことになってしまうのだと思います。
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by carparkee | 2006-03-03 10:49 | New Zealand | Comments(8)

印象に残っていることは多くありますが、その一つに「実習生としての心構えの違い」。

日本で小学校の教育実習に行ったとき、最初に指導の先生方に言われた事は「子どもと遊べ」です。子どもと過ごす時間をできるだけ多く持ち、遊ぶ中で関係を築いていくことが求められました。それで、朝は一緒にジョギングを、昼休みや放課後はバスケばかりしていました。

それと比べてニュージーランドでは、児童と「近い存在になるように」なんて言われることはありませんでした。初めてcollegeのクラスで小学校見学に行ったとき、何の気なしに校庭で遊んでいる子ども達の輪に入っていった私…浮いていました。そんな学生は他に一人もおらず、クラスメイトに「なにやってんの」という顔をされてしまったのでした。

この違いはどこからくるのでしょう。
日本では「子どもが好き」とか「子どもと一緒にいることが楽しい」と思えるかどうかが、教師の適性においてとっても重要なのかもしれません。NZでもオーストラリアでもそれは基本なのでしょうが、改めて教育実習で問われることでもなさそうでした。また、当時の日本の大学での教育実習は最低4週間、最大6週間という短いもの。その期間で教員としての一定の技術を身につけることは不可能ですから、「精神論的」になってしまうのかもしれません。

余談ですが、教員志望の学生に介護実習を課すこともかなり「精神論的」だと思います。
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by carparkee | 2006-02-22 20:26 | New Zealand | Comments(4)

NZ・オークランド市では人口増加に伴って小学校の教員が不足しているようです。
オークランドの小学校で先生やりたいな・・・なんて思ってしまいます。

90年代後半、大学を1年間休学しニュージーランドにあるAuckland College of Educationで学びました。この学校は2004年にThe University of Aucklandと合併していますが、メインキャンパスは変わらずEpsomにあります。

ACEでは小学校教員養成課程に身を置き、学年を問わず希望する授業を取らせてもらいました。カリキュラムは実習をとても重視していて、クラスで学校見学をしたり、教育実習をする機会が年に何回もありました。

教室内がとてもカラフルなこと、先生の話を聞くとき子ども達は床にあぐらをかいて座ること、教科書がないこと、教育委員会が強くないことetc、とにかく新鮮な体験でした。
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by carparkee | 2006-02-20 22:38 | New Zealand | Comments(4)