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オーストラリアの失業傾向の推移

年末に参加した勉強会で、各国の失業傾向に関するOECDのレポートを知りました。
1991~2004年の失業率推移を教育達成度別に見ることができます。
(Tabel A8.4a Trends in umemployment rates by educational attainment)

日本とオーストラリアの失業率を比較してみると、日本は悪化・拡大の傾向に、オーストラリアは好転・縮小の傾向にあることが分かります。拡大とは、教育達成度別(最終学歴ごと)の失業率の差が拡がっている、縮小とはその逆を意味します。

レポートは、平塚眞樹氏(法政大学)の講演で知りました。
講演テーマは「格差社会に、若者たちと、どう立ち向かうのか?」
非常に分かりやすい明晰なトークに優れた戦略を感じました。

ちなみに、参加した勉強会とは高校生活指導研究協議会(高生研と呼ばれています)の関東ブロック大会です。高生研とは、高校教師が中心となった研究団体です。
授業(教科教育)だけでなく、HR活動や生徒会活動などを通じて、生徒たちが「人(市民)として成長する」ために学校・教師は何をすべきなのかを追求しています。
by carparkee | 2007-01-08 00:44 | オーストラリア あれこれ | Comments(0)