2006年 06月 04日
オーストラリア留学フェアに行ってきました
jikoworldさんと一緒に行くはずでしたが、諸般の事情により約束の時間に間に合わず、楽しみにしていたランチもお断りすることに。jinkoworldさん、ごめんなさい。
さて、留学フェア。予想通り多くの人で賑わっておりました。
お目当てはビクトリア州の大学。
メルボルン大学、ディーキン大学、ラ・トローブ大学、モナッシュ大学のブースで話を聞くことができました。しかしながら、留学生を対象としたフェアですし、教育学部担当者が来日しているとも限らず、比較的詳しく話を聞くことができたのはメルボルン大学とディーキン大学のみ。
ビクトリア州で高校教員になるには2教科教えられる必要があることは以前書いた通りです。「もう1教科」をどうするか、どんな選択肢があるかを知りたいと思っていました。当然のことながら、皆さん口をそろえて「日本語でしょう」と仰います。「就職に有利なのは理科じゃない」と言われてみたり・・・。こればっかりは自分で調べて決めるしかないです。
「TESOLもいいかな」なんて甘い考えは捨てました。恥ずかしいくらい甘かったです。
メルボルン大学・教育学部担当の方は「あなたの英語がもう少し上手かったらね、可能性もあるけど」とハッキリ!TESOLコースではIELTS8.0がミニマムだそうです。
ディーキン大学では、VITに登録済みの書類を見ながらこんなコメントを頂戴しました。
「2教科教えられないのにVITに登録できるっておかしくない?」
はあ、言われてみればそうですね。不思議に思ったことがありませんでした。
これについてはVITに質問メール出しまして、返答待ちです。
「時間はかかるけど、1年通って小学校の教員資格取得するのも一つの方法」とのアドバイス。これは良いアイデアだと思っています。実は学生時代は小学校の教員になるとばかり思っていたので。
「道のりは険しい」ことを改めて実感し、とぼとぼと帰ってまいりました。
近頃仕事でも悩むことが多く、「教員むかないんじゃないか」と考えてみたり。
「そう思った時点でダメなのであって、頑張ってこなかった自分が悪いんだ」と責めてみたり。
情けないですが、こんな具合でブログ更新も滞っております。
移住以前に、自分と仕事について頭の中を整理する必要があります。
最後に、新しくなった品川を初めて訪れた感想。
日本ではなく外国、または近未来に来てしまったような錯覚にとらわれました。
去る5月27日(土)、オーストラリア留学フェアに行ってきました。当日はブログ仲間のさて、留学フェア。予想通り多くの人で賑わっておりました。
お目当てはビクトリア州の大学。
メルボルン大学、ディーキン大学、ラ・トローブ大学、モナッシュ大学のブースで話を聞くことができました。しかしながら、留学生を対象としたフェアですし、教育学部担当者が来日しているとも限らず、比較的詳しく話を聞くことができたのはメルボルン大学とディーキン大学のみ。
ビクトリア州で高校教員になるには2教科教えられる必要があることは以前書いた通りです。「もう1教科」をどうするか、どんな選択肢があるかを知りたいと思っていました。当然のことながら、皆さん口をそろえて「日本語でしょう」と仰います。「就職に有利なのは理科じゃない」と言われてみたり・・・。こればっかりは自分で調べて決めるしかないです。
「TESOLもいいかな」なんて甘い考えは捨てました。恥ずかしいくらい甘かったです。
メルボルン大学・教育学部担当の方は「あなたの英語がもう少し上手かったらね、可能性もあるけど」とハッキリ!TESOLコースではIELTS8.0がミニマムだそうです。
ディーキン大学では、VITに登録済みの書類を見ながらこんなコメントを頂戴しました。
「2教科教えられないのにVITに登録できるっておかしくない?」
はあ、言われてみればそうですね。不思議に思ったことがありませんでした。
これについてはVITに質問メール出しまして、返答待ちです。
「時間はかかるけど、1年通って小学校の教員資格取得するのも一つの方法」とのアドバイス。これは良いアイデアだと思っています。実は学生時代は小学校の教員になるとばかり思っていたので。
「道のりは険しい」ことを改めて実感し、とぼとぼと帰ってまいりました。
近頃仕事でも悩むことが多く、「教員むかないんじゃないか」と考えてみたり。
「そう思った時点でダメなのであって、頑張ってこなかった自分が悪いんだ」と責めてみたり。
情けないですが、こんな具合でブログ更新も滞っております。
移住以前に、自分と仕事について頭の中を整理する必要があります。
最後に、新しくなった品川を初めて訪れた感想。
日本ではなく外国、または近未来に来てしまったような錯覚にとらわれました。
先週、10数年前の卒業生が訪ねてきて、3時間あまり今の仕事の話をして帰りました。自信がないと言ってましたが、指導担当をしている若い教師の問題点の指摘は結構適格だと思いました。
向いていても向いていなくても、仕事をできる条件があれば、できるもんらしい。
向いていても向いていなくても、仕事をできる条件があれば、できるもんらしい。
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st
at 2006-06-06 02:10
x
初めて書き込みします。
教職への道,大変そうですね。オーストラリアは,各州の教職登録機関が登録だけでなく,大学の教職課程認定をしているので,該当する州の大学で勉強するのが一番早い気がします(原理からいって,教職登録機関が要求する単位を履修しているから,教採や免許状のようなものがないのですね)。無論,オーストラリアならどこで単位をとっても,たいがいどの州でも通用しますが。
オーストラリアの場合,日本のように学部か大学院かのような単純な履修構造になっていない(ディプロマ,サーティフィケートなどpostgraduateのコースが多様)なので,すでに学部や院を出ている人には近道もあるかもしれません。
ちなみに,私がいたクイーンズランドでは,小学校免許でセカンダリーの前期(1-10学年)は教えることができるようでした。ヴィクトリアも同じですかね?
教職への道,大変そうですね。オーストラリアは,各州の教職登録機関が登録だけでなく,大学の教職課程認定をしているので,該当する州の大学で勉強するのが一番早い気がします(原理からいって,教職登録機関が要求する単位を履修しているから,教採や免許状のようなものがないのですね)。無論,オーストラリアならどこで単位をとっても,たいがいどの州でも通用しますが。
オーストラリアの場合,日本のように学部か大学院かのような単純な履修構造になっていない(ディプロマ,サーティフィケートなどpostgraduateのコースが多様)なので,すでに学部や院を出ている人には近道もあるかもしれません。
ちなみに,私がいたクイーンズランドでは,小学校免許でセカンダリーの前期(1-10学年)は教えることができるようでした。ヴィクトリアも同じですかね?
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carparkee at 2006-06-07 19:46
>KOYASU先生
コメントありがとうございます。
「向いている、向いていない」というのは表現が違ったかもしれません。
「気づくのが遅い」というのは、以前竹内先生にご指摘頂いた点ですが、
これに「逃げ」が加わっていると感じています。
コメントありがとうございます。
「向いている、向いていない」というのは表現が違ったかもしれません。
「気づくのが遅い」というのは、以前竹内先生にご指摘頂いた点ですが、
これに「逃げ」が加わっていると感じています。
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carparkee at 2006-06-07 19:52
>stさん
はじめまして。そして、コメントありがとうございます。
クイーンズランドの教育学部に留学された経験をお持ちなのでは、
と推測しております。
「教員免許状制度なし」は知っていましたが、
登録機関は大学の単位認定までしているのですね。
ようやく登録制度そのものを理解できた気がします。
書き込みいただいて、頭の中が少し整理できましたので、
いくつかの大学に問い合わせのメールを出してみました。
返信があれば、ブログにアップしたいと思います。
なんでもとんとん拍子に進むわけがないので、
気長にがんばろうと思います。
また覗いてください。よろしくお願いします。
はじめまして。そして、コメントありがとうございます。
クイーンズランドの教育学部に留学された経験をお持ちなのでは、
と推測しております。
「教員免許状制度なし」は知っていましたが、
登録機関は大学の単位認定までしているのですね。
ようやく登録制度そのものを理解できた気がします。
書き込みいただいて、頭の中が少し整理できましたので、
いくつかの大学に問い合わせのメールを出してみました。
返信があれば、ブログにアップしたいと思います。
なんでもとんとん拍子に進むわけがないので、
気長にがんばろうと思います。
また覗いてください。よろしくお願いします。
目標が具体化するときには同時に乗り越えるべきことも
見えてきますよね。
教科に関してはもし良かったら現地の留学エージェントに
聞いてみるのもひとつの手かもしれないですよ。
メルボルンの留学エージェントも留学フェアなどを開いていて
教育関係の情報に詳しいスタッフもいるので、
アドバイスなど受けられるかもしれないですね。
教科のことに関しては、私もディーキンの担当者の方と同じく、
オーストラリアで免許取得コースに通うのもいい方法かな、と思います。
コースが始まってからでも早いうちなら自分の専攻を変えたりもできます。
例えば…社会と日本語専攻で入学たけど日本語とEFLに変える、
小学校教諭免許取得コースから中学教諭免許取得コースに変える…など
臨機応変に?変えている人たちもいました。
各大学の教授に直接メールして相談するっていう方法もありますよ!
もし連絡先とか必要な情報があったら言って下さいね(^^)
見えてきますよね。
教科に関してはもし良かったら現地の留学エージェントに
聞いてみるのもひとつの手かもしれないですよ。
メルボルンの留学エージェントも留学フェアなどを開いていて
教育関係の情報に詳しいスタッフもいるので、
アドバイスなど受けられるかもしれないですね。
教科のことに関しては、私もディーキンの担当者の方と同じく、
オーストラリアで免許取得コースに通うのもいい方法かな、と思います。
コースが始まってからでも早いうちなら自分の専攻を変えたりもできます。
例えば…社会と日本語専攻で入学たけど日本語とEFLに変える、
小学校教諭免許取得コースから中学教諭免許取得コースに変える…など
臨機応変に?変えている人たちもいました。
各大学の教授に直接メールして相談するっていう方法もありますよ!
もし連絡先とか必要な情報があったら言って下さいね(^^)
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carparkee at 2006-06-17 19:59
>yuuyuuさん
簡単にヘコタレテいましたが、乗り越えるべきものが見えているということですよね。前向きなことば、ありがとうございます。
現地の留学エージェントとは考えてもみませんでした。
関心の持てる分野であることはもちろんですが、やはり需要があるかどうかは気になるところなので、調べてみようと思います。
良いエージェントをご存知でしたらば教えていただけると幸いです。
フェアで話を聞くことができた二つの大学には問い合わせのメールを出し、返答をもらうことができました。何を調べればよいか、分かってきたところです。渡豪までに時間は十分にあるので、いろいろな可能性について調べておきたいと思っています。
直接教授にメール!
コースについて煮詰まってきたら、これにも挑戦してみます。良い先生にめぐり合えるといいな。
簡単にヘコタレテいましたが、乗り越えるべきものが見えているということですよね。前向きなことば、ありがとうございます。
現地の留学エージェントとは考えてもみませんでした。
関心の持てる分野であることはもちろんですが、やはり需要があるかどうかは気になるところなので、調べてみようと思います。
良いエージェントをご存知でしたらば教えていただけると幸いです。
フェアで話を聞くことができた二つの大学には問い合わせのメールを出し、返答をもらうことができました。何を調べればよいか、分かってきたところです。渡豪までに時間は十分にあるので、いろいろな可能性について調べておきたいと思っています。
直接教授にメール!
コースについて煮詰まってきたら、これにも挑戦してみます。良い先生にめぐり合えるといいな。
by carparkee
| 2006-06-04 22:56
| 教職への道
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