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娘の宿題

日曜日の夜7時、娘が「宿題が終わってなかった、お母さん手伝って!」と言い出しました。
「はあ〜、なんで今」と思う訳でして、いつ出た宿題なのかと聞けば「先週の月曜日」とのこと。
一週間何をやっていたんでしょうか...

一緒に座るなり「このワークシートを終わらせないと」と本題から入るので、「ちょっと待ちなさい。何を学校で勉強していて、どういう課題なのか説明してくれないと手伝うこともできないでしょうが」と言えば、「ああ、そうか」ですって。

娘の学校では読書週間がある2学期に絵本の作成などのプロジェクトをやっています。今年はプロの話し手さんが来て、楽しくお話を聞かせてもらったと言ってました。で、それに続く学習活動のようです。

ストーリーテリングのいろいろな形態(絵を描いて、音楽にのせて、書いて、口頭でetc)とそれらに必要なこと(表情、ジェスチャー、声のトーン、音響etc)を書いた大きな用紙を見せて話してくれました。

で、課題は「自分でストリーテリングをやってみよう」というプロジェクトの第一段階、プランニング。「ワタシは演劇やります、お話はコレ」ってとこまでは自分で決めたんだけど、後が分からないとのこと。うれしそうに娘が手にしている物語のベースとなる絵本はコウモリが逆立ちしてたり、アシカが海に浮いていたりするわけで、親としては「これをどうやって演劇にするつもりなんですか?」って目が点...「いや、大丈夫」とワタシにはちっとも見えてこないビジョンが見えているらしい娘。しかも、すでに遊び半分になっている。

ここですでに15分が経過。「あのね、7時40分までは一緒にやってみよう。でも、そこまで頑張って終わらなかったら先生に明日宿題終わってませんって自分で言って怒られてきなさい」と宣告。

結局7時45分までに終わりましたけど、設問が難しかった。日本語で説明すると分からなくなるみたいで、英語で説明してしまいました。ちなみに設問は:
- What information and resources will you use to help prepare the project?
- Describe your project. How does it show what you know about storytelling after this unit of work?
「お母さん、information って何? resources って何?」からのスタートでありました。
「ああ、分かった〜」とすらすら返答を書き始めるものの、筋の通らないことを書いているので「もう一度読んでみたら?満足できること書いてある?」と言うと「これ変だよね〜」と書き直す、を数回繰り返しました。

いつも思うんですけど、オーストラリアの学校って勉強の仕方が全然違うし、教科書もないし、宿題を手伝うのに苦労している日本人のお母さんは少なくないんじゃないでしょうか。
by carparkee | 2013-06-02 21:06 | 子育て いろいろ | Comments(0)